【活用ガイド】

JVNDB-2001-000102

Microsoft Windows の LDAP SSL サーバにおけるパスワードが変更されてしまう脆弱性

概要

Microsoft Windows の LDAP SSL サーバには、全てのリクエストに対してユーザ権限をチェックするはずの LDAP 機能がリクエストを完了する前にチェックを行わない事から、対象ホストのユーザ、あるいは管理者のパスワードを変更されてしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows 2000

想定される影響

ユーザのパスワードを変更されてしまう可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS01-036
  • Microsoft Security Bulletin : MS02-016
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS01-036
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS02-016
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2001-0502
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2001-0502
  2. SecurityFocus : 2929
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載