【活用ガイド】

JVNDB-2000-000132

OpenSSL の crypto/rsa/rsa_gen.c における暗号保護メカニズムを破られる脆弱性

概要

OpenSSL の crypto/rsa/rsa_gen.c は、式のサイズを超える C 言語のビットシフト演算を誤って処理するため、暗号保護メカニズムを破られる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


OpenSSL Project
  • OpenSSL 0.9.6 未満

想定される影響

第三者により、64-bit HP-UX プラットフォーム上で不適切な RSA 鍵の生成を利用されることで、暗号保護メカニズムを破られる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

OpenSSL Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2000-1254
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2000-1254
更新履歴

  • [2016年05月10日]
      掲載