【活用ガイド】

JVNDB-2000-000113

NetBIOS over TCP/IP におけるリソースが枯渇する脆弱性

概要

Microsoft Windows の 139/TCP ポートが開いている場合 (ファイルまたはプリンタの共有ができる状態) に限り、不正なパケットを送信することにより、システムを停止させることが可能な脆弱性が存在します。なお、この脆弱性は NetBIOS の仕様そのものの脆弱性ではなく、Microsoft Windows の脆弱性によるものです。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows 9X 95  
  • Microsoft Windows 9X 98  
  • Microsoft Windows 9X 98 scd 
  • Microsoft Windows 9X me  
  • Microsoft Windows NT 4.0 (server) 
  • Microsoft Windows NT 4.0 (terminal_srv) 
  • Microsoft Windows NT 4.0 (workstation) 

想定される影響

システムがサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS00-091
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS00-091
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2000-1039
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2000-1039
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載