【活用ガイド】

JVNDB-1999-000054

Microsoft IIS のエスケープ文字の取り扱いにおける認証回避の脆弱性

概要

Microsoft IIS には、不正なエスケープ文字を許可してしまい、サードパーティ製の Web アプリケーションなどの認証を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft IIS 4.0

想定される影響

不正なエスケープ文字を利用することで、サードパーティ製の Web アプリケーションなどの認証を回避されてしまう可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS99-061
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS99-061
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2000-0024
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2000-0024
  2. SecurityFocus : 886
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載