【活用ガイド】

JVNDB-1999-000018

KDE の K-Mail におけるシンボリックリンク攻撃を受ける脆弱性

概要

KDE 環境で利用可能な MUA である K-Mail には、添付ファイル付きのメールを受取ると、/tmp 内に容易に推測可能なファイル名の一時ファイルを作成してしまうため、シンボリックリンク攻撃を受ける脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • Red Hat Linux 6.0  

想定される影響

K-Mail を利用しているユーザの権限でファイルを上書きされてしまう可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-1999-0735
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-1999-0735
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載