MyJVN >> (解説) コマンドライン動作確認時のエラーと対処方法
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概要
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手動による確認方法とコマンド返却値
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(解説) コマンドライン動作確認時のエラーと対処方法
概要
MyJVN バージョンチェッカは、複数のPCやサーバを効率良くチェックするために、コマンドラインにより実行する機能を提供します。コマンドラインにより自動実行が可能となります。
自動実行を行う前に、手動でコマンドが正常に動作するかを確認する必要があります。ここでは、コマンドラインでの実行がエラーとなった場合のエラーの意味と対処方法を説明します。
手動による確認方法とコマンド返却値
手動による動作確認
コマンドラインによる実行がエラーとなった場合には、結果ファイルが出力されるディレクトリ下の「log」ディレクトリに、「(ホスト名)_myjvn.log」という名称のエラーログファイルを出力します。
エラーログファイルが出力されていない場合は、実行したコマンドで結果ファイルの出力先が正しく指定されているかを確認してください。また、正常にチェックが行われたときは、エラーログファイルへは出力されません。
図1 エラーログファイルの出力先
エラーログファイルには、実行日時と、コマンド返却値、エラーメッセージが出力されます。(図2)
図2 エラーログファイルの内容
コマンド返却値
コマンド返却値は、エラーログファイルに「rc=“数字”」という形式で出力されます。この数字の部分により、エラーとなった原因を特定してください。
返却値 | 要因 | 対処方法 |
---|---|---|
1 | 起動パラメタの引数不正 | 指定した引数を見直してください。 |
2 | サーバ側の環境不正 | MyJVNのホームページにアクセスし、サービス停止に関するアナウンスがないか確認してください。 停止のアナウンスがなければ、時間をおいて再実行してください。 |
3 | チェック結果出力先のアクセスエラー | 起動時の引数に指定したチェック結果の出力先を見直してください。 |
10 | ネットワーク障害 | チェック対象のPCもしくはサーバが接続しているネットワーク環境から、MyJVNのホームページへのアクセスができるかを確認してください。 問題がなければ、時間をおいて再実行してください。 MyJVNバージョンチェッカ for .NETをご利用の場合、プロキシ設定ツールで設定したプロキシサーバのアドレス、認証情報が正しいことを確認してください。 |
11 | API起動時のパラメタ不正 | MyJVNのホームページにアクセスし、サービス停止に関するアナウンスがないか確認してください。 停止のアナウンスがなければ、時間をおいて再実行してください。 |
99 | 予期せぬエラー | 時間をおいて再実行してください。 起動できない場合は、お使いのPCやサーバの動作が不安定となっている可能性があります。PCやサーバを管理しているシステム管理者に相談ください。 |
更新履歴
2015年02月12日 MyJVNバージョンチェッカ for .NETのエラー対処を追加.
2011年11月29日 新規.