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JVNDB-2017-000211
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「リモートサポートツール(遠隔サポートツール)」のインストーラにおける DLL 読み込みに関する脆弱性
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東日本電信電話株式会社(NTT東日本)および西日本電信電話株式会社(NTT西日本)が提供する「リモートサポートツール(遠隔サポートツール)」のインストーラには、DLL を読み込む際の検索パスに問題があり、同一ディレクトリに存在する特定の DLL を読み込んでしまう脆弱性 (CWE-427) が存在します。
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 橘総合研究所 英利 雅美 氏
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 7.8 (重要) [IPA値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃に必要な特権レベル: 不要
- 利用者の関与: 要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): 高
- 完全性への影響(I): 高
- 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度 基本値: 6.8 (警告) [IPA値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 中
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 部分的
- 完全性への影響(I): 部分的
- 可用性への影響(A): 部分的
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西日本電信電話株式会社
- リモートサポートツール(遠隔サポートツール) の平成29年8月10日以前にウェブ上に掲載されていた版すべて
東日本電信電話株式会社
- リモートサポートツール(遠隔サポートツール) の平成29年8月10日以前にウェブ上に掲載されていた版すべて
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インストーラを実行している権限で、任意のコードを実行される可能性があります。
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[最新のインストーラを使用する]
「リモートサポートツール(遠隔サポートツール)」をインストールする際は、開発者が提供する情報をもとに、最新のインストーラを使用してください。
本脆弱性の影響を受けるのはインストーラの起動時のみです。2017年8月10日以前にウェブから入手した古い 「リモートサポートツール(遠隔サポートツール)」が保存されている場合は、速やかに削除してください。
詳しくは、開発者が提供する情報をご確認ください。
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西日本電信電話株式会社
東日本電信電話株式会社
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- その他(CWE-Other) [IPA評価]
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- CVE-2017-10829
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- JVN : JVNTA#91240916
- JVN : JVN#26115441
- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-10829
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