【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2017-000179

バッファロー製の複数の無線 LAN アクセスポイントにおける認証不備の脆弱性

概要

株式会社バッファローが提供する WAPM-1166D および WAPM-APG600H は、無線 LAN アクセスポイントです。WAPM-1166D および WAPM-APG600H には、認証不備 (CWE-287) の脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 東京大学 笹部哲郎 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


バッファロー
  • WAPM-1166D ファームウェア Ver.1.2.7 およびそれ以前
  • WAPM-APG600H ファームウエア Ver.1.16.1 およびそれ以前

想定される影響

当該製品にアクセス可能な第三者によって、認証なしで telnet ログインされ、設定機能にアクセスされる可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

バッファロー
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-2126
参考情報

  1. JVN : JVN#48823557
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-2126
更新履歴

  • [2017年7月20日]
      掲載