【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2017-000058

Tablacus Explorer におけるスクリプトインジェクションの脆弱性

概要

Tablacus Explorer は、タブ形式のファイラーです。Tablacus Explorer には、ディレクトリ名の処理に起因するスクリプトインジェクションの脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 波多野 冬馬 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.8 (重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


  • Tablacus Explorer 17.3.30 およびそれ以前

想定される影響

細工されたディレクトリにアクセスすることで、当該製品上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。結果として、アプリケーションの権限で任意の OS コマンドを実行される可能性があります。
対策

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開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-2140
参考情報

  1. JVN : JVN#64451600
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-2140
更新履歴

  • [2017年04月07日]
      掲載
    [2017年06月01日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2017-2140) を追加