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JVNDB-2017-000049
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PhishWall クライアント Internet Explorer版のインストーラにおける任意の DLL 読み込みに関する脆弱性
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株式会社セキュアブレインが提供する PhishWall クライアント Internet Explorer版は、不正送金やフィッシング対策用のソフトウェアです。PhishWall クライアント Internet Explorer版のインストーラには、DLL を読み込む際の検索パスに問題があり、意図しない DLL を読み込んでしまう脆弱性 (CWE-427) が存在します。
開発者によると、当該製品のインストーラは 2016年8月時点での Hotfix を適用した Install Shield で作成したものであり、最新の Hotfix を適用した Install Shield にて、本脆弱性に対応できることを確認しているとのことです。Hotfix の詳細については「Best Practices to Avoid Windows Setup Launcher Executable Issues」を参照してください。
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: NTTコミュニケーションズ株式会社 東内裕二 氏、合同会社セキュリティ・プロフェッショナルズ・ネットワーク 吉田 英二(Eiji James Yoshida) 氏
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 7.8 (重要) [IPA値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃に必要な特権レベル: 不要
- 利用者の関与: 要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): 高
- 完全性への影響(I): 高
- 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度 基本値: 6.8 (警告) [IPA値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 中
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 部分的
- 完全性への影響(I): 部分的
- 可用性への影響(A): 部分的
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株式会社セキュアブレイン
- PhishWall クライアント Internet Explorer版 Ver. 3.7.13 およびそれ以前のインストーラ
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インストーラを実行している権限で、任意のコードを実行される可能性があります。
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[最新のインストーラを使用する]
開発者が提供する情報をもとに、最新のインストーラを使用してください。
なお、本脆弱性の影響を受けるのはインストーラの起動時のみのため、既存のユーザは PhishWall クライアント Internet Explorer版をアップデートする必要はありません。
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フレクセラ・ソフトウェア合同会社
株式会社セキュアブレイン
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- その他(CWE-Other) [IPA評価]
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- CVE-2017-2130
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- JVN : JVN#93699304
- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-2130
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- [2017年03月22日]
掲載
[2017年06月01日]
参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2017-2130) を追加
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