【活用ガイド】

JVNDB-2016-004075

Google Chrome におけるプロキシ認証のログインプロンプトを偽装される脆弱性

概要

Google Chrome は、プロキシ認証中にオリジン情報を誤って処理するため、プロキシ認証のログインプロンプトを偽装される、または不正な資格情報の保存を誘発される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Google
  • Google Chrome 52.0.2743.82 未満

想定される影響

中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、クライアント-サーバデータストリームを変更されることで、プロキシ認証のログインプロンプトを偽装される、または不正な資格情報の保存を誘発される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Google
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-5133
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-5133
更新履歴

  • [2016年07月29日]
      掲載

公表日2016/07/20
登録日2016/07/29
最終更新日2016/07/29