【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2016-000223

サイボウズ ガルーンにおける情報漏えいの脆弱性

概要

サイボウズ株式会社が提供するサイボウズ ガルーンは、グループウェアです。サイボウズ ガルーンには、情報漏えい (CWE-200) の脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 3.1 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


サイボウズ
  • サイボウズ ガルーン 3.0.0 から 4.2.2 まで

想定される影響

通常、サイボウズ ガルーンでは HTTPS 通信を使用しているため、通信を盗聴することはできません。しかし、何らかの方法で通信が盗聴されている状況でユーザが特定の操作を行った場合、CSRF 対策トークンを取得される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

サイボウズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-4907
参考情報

  1. JVN : JVN#13218253
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-4907
更新履歴

  • [2016年12月19日]
      掲載
    [2017年11月27日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2016-4907) を追加