【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2016-000140

ClipBucket におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

ClipBucket はオープンソースのビデオ共有スクリプトです。ClipBucket には、クロスサイトスクリプティング(CWE-79) の脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社神戸デジタル・ラボ 松本悦宜 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.1 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


ClipBucket
  • ClipBucket v2.8.1 RC2 より前のバージョン

想定される影響

ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

ClipBucket
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-4848
参考情報

  1. JVN : JVN#28386124
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-4848
更新履歴

  • [2016年08月18日]
      掲載
    [2016年09月05日]
      ベンダ情報:ClipBucket (Change log added, final commit for RC2 made) を追加
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2016-4848) を追加