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JVNDB-2016-000112
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Apache Strutsの Getter メソッドにおける検証回避の脆弱性
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Apache Software Foundation が提供する Apache Struts は、Java のウェブアプリケーションを開発するためのソフトウェアフレームワークです。Apache Struts を使用して開発された Web アプリケーションには、Getter メソッドにおける検証回避の脆弱性が存在します。
JPCERT/CCからの補足情報
[2016年8月25日 訂正]
CVE-2016-4433 (S2-039) の脆弱性については Struts 2.3.29 で修正が完了していますが、開発者によると、本件に関連した問題が残っていることを確認しているとのことです。また、この問題は次期バージョンで修正される予定とのことです。
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 三井物産セキュアディレクション株式会社 寺田 健 氏
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 5.6 (警告) [IPA値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 高
- 攻撃に必要な特権レベル: 不要
- 利用者の関与: 不要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): 低
- 完全性への影響(I): 低
- 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度 基本値: 6.8 (警告) [IPA値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 中
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 部分的
- 完全性への影響(I): 部分的
- 可用性への影響(A): 部分的
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Apache Software Foundation
- Apache Struts 2.3.20 から 2.3.28.1 まで
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本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
Apache Struts 1 への影響の有無は不明です。
なお、Apache Struts 1 は、2013年4月5日付けでサポート終了 (EOL) が宣言 されています。
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遠隔の第三者によって、ユーザが意図しない操作をさせられたり、外部の URL にリダイレクトされたり、細工されたデータを登録されたりする可能性があります。
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[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートしてください。
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Apache Software Foundation
レッドハット
日本電気
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- 不適切な入力確認(CWE-20) [IPA評価]
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- CVE-2016-4433
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- JVN : JVN#45093481
- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-4433
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- [2016年06月20日]
掲載
[2016年07月01日]
概要:内容を更新
[2016年08月03日]
参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2016-4433) を追加
ベンダ情報:レッドハット (Bug 1348251) を追加
[2016年08月25日]
概要:内容を更新
- [2022年08月09日]
ベンダ情報:日本電気 (NV22-005) を追加
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