【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2016-000084

サイボウズ ガルーンにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

サイボウズ株式会社が提供するサイボウズ ガルーンは、グループウェアです。サイボウズ ガルーンには、メール機能に関するクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

なお、本脆弱性は JVN#37121456 とは異なる問題です。

この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.4 (警告) [ベンダ値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [ベンダ値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


サイボウズ
  • サイボウズ ガルーン 4.0.3

想定される影響

当該製品にログインしているユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

サイボウズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-7775
参考情報

  1. JVN : JVN#49285177
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-7775
更新履歴

  • [2016年05月30日]
      掲載
    [2016年06月23日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2015-7775) を追加