【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2016-000018

Microsoft Producer for Microsoft Office PowerPoint におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Microsoft Producer for Microsoft Office PowerPoint には、生成したウェブページに DOM ベースのクロスサイトスクリプティング (CWE-79) の脆弱性を作りこんでしまう問題が存在します。

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.7 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Producer for Microsoft Office PowerPoint 2003
  • Microsoft Producer for Microsoft Office PowerPoint 2007

想定される影響

ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

[Microsoft Producer for Microsoft Office PowerPoint を使用しない]
Microsoft Producer for Microsoft Office PowerPoint は、2012年12月にサポートおよび配布を終了しています。
Microsoft Producer for Microsoft Office PowerPoint の使用を停止してください。

[ウェブページを再生成する]
Microsoft Producer for Microsoft Office PowerPoint によって生成されたウェブページは、Microsoft Office PowerPoint 2007 およびそれ以降を使用して再生成してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

参考情報

  1. JVN : JVN#77012922
更新履歴

  • [2016年02月12日]
      掲載