【活用ガイド】

JVNDB-2015-002513

Hospira Lifecare PCA 輸液ポンプにおける root 権限を取得される脆弱性

概要

Hospira Lifecare PCA 輸液ポンプは、Telnet セッションに認証を要求しないため、root 権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ホスピーラ
  • LifeCare PCA Infusion System ファームウェア 412
  • LifeCare PCA Infusion System

想定される影響

第三者により、TCP ポート 23 を介して、root 権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ホスピーラ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-3459
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-3459
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-15-125-01
  3. 関連文書 : Don't buy a Hospira PCA drug  pump to do security stuff.
  4. 関連文書 : @SushiDude @XSSniper @scotterven @WIRED Hospira "Lifecare PCA Drug Infusion Pump"
  5. 関連文書 : Vulnerabilities of Hospira LifeCare PCA3 and PCA5 Infusion Pump Systems: FDA Safety Communication
更新履歴

  • [2015年05月01日]
      掲載
    [2015年05月11日]
      参考情報：ICS-CERT ADVISORY (ICSA-15-125-01) を追加
    [2015年05月20日]
    　参考情報：関連文書 (Vulnerabilities of Hospira LifeCare PCA3 and PCA5 Infusion Pump Systems: FDA Safety Communication) を追加

公表日2015/04/27
登録日2015/05/01
最終更新日2015/05/20