【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2015-000074

NetFlow Analyzer におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Zoho Corporation が提供する NetFlow Analyzer には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 長谷川 智茂 氏、向井 陽人 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Zoho Corporation
  • NetFlow Analyzer build 10250 およびそれ以前

想定される影響

ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

[アップデートし、パッチを適用する]
開発者が提供する情報をもとに、最新版 build 10250 にバージョンアップし、その後、パッチを適用してください。
ベンダ情報

Zoho Corporation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-2960
参考情報

  1. JVN : JVN#98447310
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-2960
更新履歴

  • [2015年06月05日]
      掲載
    [2015年06月10日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2015-2961) を追加