【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2014-000143

i-HTTPD 付属「ファイルアップロード BBS」において任意のコマンドが実行される脆弱性

概要

i-HTTPD は、Server Side Include (SSI) 機能を実装した、Windows 用の Web サーバです。i-HTTPD には「ファイルアップロード BBS」が付属しています。「ファイルアップロード BBS」を有効にしている場合、SSI ディレクティブが記載されたファイルをアップロードすると、i-HTTPD はアップロードされたファイルに記載されている SSI ディレクティブを処理します (CWE-97)。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき次の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: webappsec.jp ヤマガタ 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ULTRAPOP.JP
  • i-HTTPD

想定される影響

サーバ上で任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

[i-HTTPD および「ファイルアップロード BBS」を使用しない]
i-HTTPD の開発および配布は既に終了しています。i-HTTPD および「ファイルアップロード BBS」の使用を停止してください。
ベンダ情報

ULTRAPOP.JP
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-7260
参考情報

  1. JVN : JVN#16406395
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-7260
更新履歴

  • [2014年12月09日]
      掲載
    [2014年12月16日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2014-7260) を追加