【活用ガイド】

JVNDB-2013-001056

Oracle Java SE における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Oracle Java SE には、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2013-0422 とは異なる脆弱性です。

本脆弱性 (CVE-2012-3174) はリフレクション API の問題とは別の脆弱性であり、2013 年 1 月 14 現在、詳細は公表されていません。一部の情報では、本脆弱性はリフレクション API の再帰的使用に関する問題とされていますが、その問題は CVE-2013-0422 に含まれています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


オラクル
  • JDK 7 Update 10 およびそれ以前
  • JRE 7 Update 10 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3174
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3174
  2. 関連文書 : MGASA-2013-0018
更新履歴

  • [2013年01月15日]
      掲載
    [2013年01月16日]
      概要:内容を更新
      想定される影響:内容を更新
    [2013年01月17日]
      概要:内容を更新
      想定される影響:内容を更新
      ベンダ情報:情報を追加
      参考情報:CVE-2013-0422 関連情報 (JVNTA13-010A、TA13-010A、VU#625617) を削除
    [2016年02月16日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:0156) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:0165) を追加
      参考情報:関連文書 (MGASA-2013-0018) を追加