【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2013-000017

複数の Cisco 製品におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

複数の Cisco 製品の SSH 実装には、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社富士通研究所 兒島 尚 氏、中田 正弘 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Small Business 200 シリーズ スマート スイッチ ソフトウェア 1.2.7.76 およびそれ以前
  • Cisco Small Business 200 シリーズ スマート スイッチ (1.2.7.76 およびそれ以前)
  • Cisco Small Business 300 シリーズ マネージド スイッチ (1.2.7.76 およびそれ以前)
  • Cisco Small Business 500 Series Stackable Managed Switch (1.2.7.76 およびそれ以前)

対象となる製品は複数存在します。

詳しくは、開発者が提供する情報を確認してください。
想定される影響

遠隔の第三者によって、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃を受ける可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1154
参考情報

  1. JVN : JVN#05132866
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1154
  3. IPA 重要なセキュリティ情報 : 複数のCisco製スイッチの脆弱性対策について
更新履歴

  • [2013年03月07日]
      掲載
    [2013年03月11日]
      影響を受けるシステム:内容を更新