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JVNDB-2013-000012
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NEC Universal RAID Utility におけるアクセス制限不備の脆弱性
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NEC が提供する Universal RAID Utility は、RAID コントローラの管理ツールです。Universal RAID Utility には、アクセス制限不備の脆弱性が存在します。
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: さくらインターネット株式会社 開発部
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CVSS v2 による深刻度 基本値: 9.0 (危険) [IPA値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 部分的
- 完全性への影響(I): 部分的
- 可用性への影響(A): 全面的
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日本電気
- Universal RAID Utility Ver1.40 (Windows版) Rev 680 およびそれ以前
- Universal RAID Utility Ver2.31 (Windows/Linux/VMware ESX版) Rev 1492 およびそれ以前
- Universal RAID Utility Ver2.5 (Windows/Linux/VMware ESX版) Rev 2244 およびそれ以前
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遠隔の第三者によって、当該製品で管理しているハードディスクに対して、任意の操作が実行される可能性があります。
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[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
[ワークアラウンドを実施する]
以下の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。
* 52805/TCP へのアクセスを制限する
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日本電気
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- 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [IPA評価]
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- CVE-2013-0706
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- JVN : JVN#75585394
- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-0706
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- [2013年02月21日]
掲載
[2013年03月01日]
ベンダ情報:日本電気 (Express5800シリーズ Universal RAID Utility (URU)の脆弱性対策について) を追加
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