【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2012-002377

日立の Windows 版 COBOL GUIオプションの開発環境における任意のコードを実行される脆弱性

概要

日立の Windows版 COBOL GUIオプションの開発環境には、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。

なお、GUI 定義ファイルの編集、コンパイルを行わない次の環境では、本問題は発生しません。

Windows版 COBOL GUIオプションの運用環境製品 (ランタイム) だけがインストールされている場合:

COBOL GUIオプション ランタイムシステム Version 6
COBOL GUIオプション Server Run Time System Version 6
COBOL GUIオプション Run Time System Version 7
COBOL GUIオプション Server Run Time System Version 7
COBOL GUIオプション Run Time System
COBOL GUIオプション Server Run Time System
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [ベンダ値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


日立
  • COBOL GUIオプション (Windows版)
  • COBOL GUIオプション Server (Windows版)
  • COBOL GUIオプション Version 6 (Windows版)
  • COBOL GUIオプション Version 7 (Windows版)
  • COBOL GUIオプション Server Version 7 (Windows版)

影響を受ける製品の詳細については、日立が提供する HS12-013 をご確認ください。
想定される影響

第三者により、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

日立
  • Hitachi Software Vulnerability Information : HS12-013
  • ソフトウェア製品セキュリティ情報 : HS12-013
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4274
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4274
更新履歴

  • [2012年05月14日]
      掲載
    [2013年06月26日]
      CVSS による深刻度:内容を更新
      共通脆弱性識別子(CVE):CVE-ID を追加
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2012-4274) を追加