【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2012-000106

KENT-WEB 製 ACCESS REPORT におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

KENT-WEB が提供する ACCESS REPORT には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

KENT-WEB が提供する ACCESS REPORT は、ウェブページのアクセスログ解析を行うためのソフトウェアです。ACCESS REPORT には、アクセスログの処理に問題があり、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

なお、本脆弱性は JVN#23563149 とは異なる問題です。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社キノトロープ 富永 冴樹 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


KENT-WEB
  • ACCESS REPORT v4.2 およびそれ以前

想定される影響

ユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトが実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに当該製品をアップデートし、アクセス集計を取りたいウェブページの記述タグを修正してください。

なお、本対策方法は JVN#23563149 の対策も含むものです。
ベンダ情報

KENT-WEB
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-5175
参考情報

  1. JVN : JVN#68830017
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-5175
更新履歴

  • [2012年12月06日]
      掲載