【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2012-000102

Android OS を搭載した複数の端末におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Android OS を搭載した一部の端末には、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。

Android OS を搭載した一部の端末には、特定のシステム領域を参照する際の処理に問題があり、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。

なお、本脆弱性は Android OS を搭載する端末の実装に依存する問題です。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社フォティーンフォティ技術研究所 大居 司 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.4 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


(複数のベンダ)
  • (複数の製品)

対象となる製品は複数存在します。

詳しくは開発者や販売元が提供する情報をご確認ください。
想定される影響

特定のファイルへのアクセスによって、当該製品が強制終了させられる可能性があります。
対策

[アップデートする]
各開発者が提供する情報をもとに、アップデートしてください。
ベンダ情報

KDDI ソフトバンク株式会社 株式会社NTTドコモ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

参考情報

  1. JVN : JVN#74829345
更新履歴

  • [2012年11月14日]
      掲載
    [2012年11月30日]
      ベンダ情報:KDDI (KDDI株式会社からの情報) を追加
      ベンダ情報:SoftBank (SoftBankからの情報) を追加
      ベンダ情報:株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ (株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモからの情報) を追加