【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2012-000094

Smarty におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Smarty には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

Smarty は、PHP 用のテンプレートエンジンです。Smarty には、エラーメッセージを出力する際の処理に起因する、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: bogus.jp 東内裕二 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Smarty
  • Smarty 3.1.11 およびそれ以前
  • Smarty 2.6.26 およびそれ以前

想定される影響

ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトが実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

Smarty
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4437
参考情報

  1. JVN : JVN#63650108
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4437
更新履歴

  • [2012年10月10日]
      掲載