【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2012-000080

Opera におけるアドレスバー詐称の脆弱性

概要

Opera には、アドレスバーに表示されている URL が詐称される脆弱性が存在します。

Opera には、実際にアクセスする URL とは別の URL に見える文字列をアドレスバーに表示してしまう脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: Masahiro Yamada 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Opera Software ASA
  • Opera 11.60 より前のバージョン

想定される影響

Opera 利用者が詐称された URL に誘導された場合、アドレスバーに表示している URL とアクセスしている URL が異なっていることに気づきにくいため、フィッシング詐欺などに悪用される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

Opera Software ASA
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4010
参考情報

  1. JVN : JVN#69880570
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4010
更新履歴

  • [2012年08月30日]
      掲載
    [2013年06月26日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2012-4010) を追加