【活用ガイド】

JVNDB-2011-002979

Android におけるクロスアプリケーションスクリプティングの脆弱性

概要

Android のブラウザが URL を読み込む機能には、クロスアプリケーションスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Google
  • Android 2.3.4
  • Android 3.1

想定される影響

ローカルアプリケーションにより、(1) 多数のタブが開かれ、標的のドメインへの URI が現在のタブに読み込まれる、または (2) UI のフォーカスが標的のドメインにあるとき、標的ドメインの URI と悪意のある Javascript という連続する2つの startActivity 関数コールが作られることで、サンドボックスを回避される、および、任意のドメインにおいて任意の Javascript を実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

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CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-2357
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-2357
更新履歴

  • [2011年11月21日]
      掲載