【活用ガイド】

JVNDB-2011-001277

Cisco Adaptive Security Appliances デバイスおよび Cisco PIX Security Appliances デバイスにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco Adaptive Security Appliances デバイスおよび Cisco PIX Security Appliances デバイスは、IPv6 が未設定状態のまま、透過型ファイアウォールモードが起動していると、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
本問題は、Bug ID CSCtj04707 の問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Firewall Services Module (FWSM) 4.1(5) 未満
  • Cisco Adaptive Security Appliance 5500 バージョン 8.0(5.21) 未満
  • Cisco Adaptive Security Appliance 5500 バージョン 7.0(8.12) 未満
  • Cisco Adaptive Security Appliance 5500 バージョン 7.2(5.2) 未満
  • Cisco Adaptive Security Appliance 5500 バージョン 8.1(2.49) 未満
  • Cisco Adaptive Security Appliance 5500 バージョン 8.2(3.6) 未満
  • Cisco Adaptive Security Appliance 5500 バージョン 8.3(2.7) 未満
  • Cisco PIX 500 Series Security Appliance

想定される影響

第三者により、IPv6 トラフィックを介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-0393
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-0393
  2. Secunia Advisory : SA43458
  3. Secunia Advisory : SA43488
  4. SecurityFocus : 46524
  5. SecurityTracker : 1025108
  6. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2011-0493
更新履歴

  • [2011年03月24日]
      掲載

公表日2011/02/23
登録日2011/03/24
最終更新日2011/03/24