【活用ガイド】

JVNDB-2011-001036

Objectivity/DB 管理用ツールに認証不備の問題

概要

Objectivity/DB の管理用ツール (例: ookillls, oostopams, etc) には、認証不備の問題が存在します。

Objectivity/DB が提供する複数の管理用ツール (例: ookillls, oostopams, etc) には、認証不備の問題が存在します。第三者がカスタマイズされたスクリプトを使用して、管理用ツールをエミュレートすることで、攻撃が可能です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Objectivity
  • Objectivity/DB

想定される影響

遠隔の第三者によって、任意のコマンドを実行される可能性があります。また、データベース内の情報を閲覧されたり、改ざんされたりする可能性があります。
対策

2011年1月14日現在、対策方法はありません。

[ワークアラウンドを実施する]
対策が公開されるまでの間、以下の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

・6779/tcp および 6780/tcp へのアクセスを制限する
ベンダ情報

Objectivity
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-0489
参考情報

  1. JVN : JVNVU#782567
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-0489
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#782567
  4. Secunia Advisory : SA42901
  5. SecurityFocus : 45803
  6. ISS X-Force Database : 64699
  7. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2011-0127
  8. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 70424
更新履歴

  • [2011年02月04日]
      掲載