【活用ガイド】

JVNDB-2011-001004

GNU C Library の regcomp 実装におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

GNU C Library (glibc または libc6) の regcomp 実装には、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


GNU Project
  • GNU C Library 2.12.2 未満

想定される影響

攻撃者により、隣接のバウンド反復を含む正規表現を介して、RE_DUP_MAX 制限を回避され、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GNU Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-4051
参考情報

  1. JVN : JVNVU#912279
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-4051
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#912279
  4. Secunia Advisory : SA42547
  5. SecurityFocus : 45233
  6. SecurityTracker : 1024832
更新履歴

  • [2011年01月21日]
      掲載