【活用ガイド】

JVNDB-2011-001001

Ecava IntegraXor におけるディレクトリトラバーサルの脆弱性

概要

Ecava IntegraXor は、7131/tcp を使用するウェブサービスを含んでおり、このサービスには、ディレクトリトラバーサルの脆弱性が存在します。

なお、本脆弱性を使用した攻撃コードが公開されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Ecava
  • IntegraXor 3.6.4000.1 より前のバージョン

想定される影響

遠隔の第三者によって、サーバー内のファイルを閲覧される可能性があります。
対策

[パッチを適用する]
ベンダが提供する情報をもとにパッチ (3.6.4000.1) を適用してください。

[ワークアラウンドを実施する]
パッチを適用するまでの間、以下の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

* 7131/tcp へのアクセスを制限する
ベンダ情報

Ecava
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. パス・トラバーサル(CWE-22) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-4598
参考情報

  1. JVN : JVNVU#979776
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-4598
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#979776
  4. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-10-362-01
  5. ICS-CERT ALERT : ICS-ALERT-10-355-01
  6. Secunia Advisory : SA42730
  7. SecurityFocus : 45535
  8. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-3304
更新履歴

  • [2011年01月21日]
      掲載