【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2011-000005

Ruby Version Manager におけるエスケープシーケンスインジェクションの脆弱性

概要

Ruby Version Manager には、エスケープシーケンスインジェクションの脆弱性が存在します。

Ruby Version Manager は、複数の Ruby 環境の管理を行うためのコマンドラインツールです。Ruby Version Manager には、エスケープシーケンスインジェクションの脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社グッデイ 西山和広 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Ruby Version Manager (RVM)
  • Ruby Version Manager (RVM) 1.2.1 より前のバージョン

想定される影響

ユーザの意図に反して悪意あるファイルを開く可能性があります。その結果、端末エミュレータ等の画面に出力される文字列に任意のエスケープシーケンスが混入する可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

Ruby Version Manager (RVM)
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-3928
参考情報

  1. JVN : JVN#30414126
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3928
  3. Secunia Advisory : SA42952
  4. SecurityFocus : 45841
  5. ISS X-Force Database : 64746
  6. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2011-0174
  7. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 70521
更新履歴

  • [2011年01月18日]
      掲載