【活用ガイド】

JVNDB-2010-002759

OpenSSH における共有秘密鍵の認証要求を回避される脆弱性

概要

OpenSSH は、J-PAKE が有効な際、J-PAKE プロトコル内のパブリックパラメータを適切に検証しないため、共有秘密鍵の認証要求を回避される脆弱性が存在します。
本問題は、CVE-2010-4252 と関連する問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


OpenBSD
  • OpenSSH 5.6 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された値をプロトコルの各ラウンド内に送信されることにより、認証を突破され、共有秘密鍵の認証要求を回避される可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

OpenBSD
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-4478
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-4478
更新履歴

  • [2011年02月21日]
      掲載