【活用ガイド】

JVNDB-2010-002305

Adobe Shockwave Player に脆弱性

概要

Adobe Shockwave Player には、rcsL チャンクの処理に脆弱性が存在します。

なお、本脆弱性を使用した攻撃コードが公開されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アドビシステムズ
  • Adobe Shockwave Player 11.5.8.612 およびそれ以前

想定される影響

細工されたコンテンツを閲覧することで、任意のコードを実行されたり、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃を受けたりする可能性があります。
対策

[アップデートする]
Adobe が提供する情報をもとにアップデートを行ってください。

[ワークアラウンドを実施する]
対策版を適用するまでの間、以下の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

* ウェブブラウザで Shockwave Player を無効にする
* 信頼できないコンテンツを閲覧しない
ベンダ情報

アドビシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-3653
参考情報

  1. JVN : JVNVU#402231
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3653
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#402231
  4. SecurityFocus : 44291
  5. ISS X-Force Database : 62688
  6. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-2752
更新履歴

  • [2010年11月16日]
      掲載