【活用ガイド】

JVNDB-2010-002299

glibc に権限昇格の脆弱性

概要

glibc には、権限昇格の脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


GNU Project
  • GNU C Library
VMware
  • VMware ESX 4.1
  • VMware ESX 4.0
  • VMware ESX 3.5
  • VMware ESX 3.0.3
  • VMware ESXi 
サイバートラスト株式会社
  • Asianux Server 3 (x86) 
  • Asianux Server 3 (x86-64) 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5.0 (client) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 6 
  • Red Hat Enterprise Linux HPC Node 6 
  • Red Hat Enterprise Linux Server 6 
  • Red Hat Enterprise Linux Workstation 6 

想定される影響

ローカルユーザによって Root 権限を取得される可能性があります。
対策

[アップデートする]
各 Distribution が提供する情報をもとに glibc パッケージをアップデートしてください。
ベンダ情報

VMware サイバートラスト株式会社 レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リンク解釈の問題(CWE-59) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-3847
参考情報

  1. JVN : JVNVU#537223
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3847
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#537223
  4. Secunia Advisory : SA41795
  5. SecurityFocus : 44154
更新履歴

  • [2010年11月15日]
      掲載
    [2010年12月07日]
      影響を受けるシステム:レッドハット (RHSA-2010:0872) の情報を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2010:0872) を追加
    [2011年01月14日]
      影響を受けるシステム:VMware (VMSA-2011-0001) の情報を追加
      ベンダ情報:VMware (VMSA-2011-0001) を追加