【活用ガイド】

JVNDB-2010-001530

Cisco Mediator Framework におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco Network Building Mediator および Richards-Zeta Mediator 上で稼働している Cisco Mediator Framework には、デバイス設定を読まれる、または編集される、あるいは権限を取得されたり、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
本問題は、Bug ID:CSCtb83618 の問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Mediator Framework 2.2
  • Mediator Framework 3.0.8
  • Mediator Framework 1.5.1
  • Cisco Network Building Mediator NBM-2400
  • Cisco Network Building Mediator NBM-4800
  • Richards-Zeta Mediator 2500

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、XML RPC または HTTPS リクエストを経由する XML RPC を介して、デバイス設定を読まれる、または編集される、あるいは権限を取得されたり、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-0597
参考情報

  1. JVN : JVNVU#757804
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-0597
  3. JPCERT REPORT : JPCERT-WR-2010-2001
  4. US-CERT Vulnerability Note : VU#757804
  5. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-10-147-01
  6. Secunia Advisory : SA39904
  7. SecurityFocus : 40386
  8. SecurityTracker : 1024027
更新履歴

  • [2010年06月16日]
      掲載
    [2012年02月24日]
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