【活用ガイド】

JVNDB-2010-001059

Rockwell Automation Allen-Bradley MicroLogix PLC に複数の脆弱性

概要

Rockwell Automation Allen-Bradley MicroLogix PLC には、複数の脆弱性が存在します。

PLC が設置されているネットワークにアクセス可能な第三者によって、PLC の管理パスワードを取得されたり、認証を回避して任意のコマンドを実行されたりする可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Rockwell Automation
  • Allen-Bradley Micrologix 1100
  • Allen-Bradley Micrologix 1400

想定される影響

PLC が設置されているネットワークにアクセス可能な第三者によって、PLC の設定を変更されたり、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃を受けたりする可能性があります。
対策

2010年1月20日現在、対策方法はありません。

[ワークアラウンドを実施する]
対策版が公開されるまでの間、以下の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

・PLC が設置されているネットワークへのアクセスを制限する

詳しくはベンダが提供する情報をご確認ください。
ベンダ情報

Rockwell Automation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-3739
参考情報

  1. JVN : JVNVU#144233
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-3739
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#144233
  4. C4 Security - SCADA Security Advisory : rockwellautomation1
更新履歴

  • [2010年02月19日]
      掲載