【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2010-000065

Internet Explorer におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Internet Explorer には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

Internet Explorer には、ISO-2022-JP で記述された特定の文字列の処理に問題があり、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

詳しくは開発者が提供する情報をご確認ください。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC がベンダとの調整を行いました。
報告者: 株式会社エイジア 佐藤 雅俊 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer サポート期間内のすべてのバージョン (公開日時点)

想定される影響

任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者の提供する情報をもとにアップデートを行ってください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS10-090
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS10-090
  • 絵でみるセキュリティ情報 : MS10-090e
富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA10-348A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-3348
参考情報

  1. JVN : JVN#33301529
  2. JVN : JVNTA10-348A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3348
  4. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2010-0033
  5. 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS10-090,091,092,093,094,095,096,097,098,099,100,101,102,103,104,105,106)
  6. Secunia Advisory : SA42091
  7. SecurityFocus : 45263
  8. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-3214
更新履歴

  • [2010年12月15日]
      掲載