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JVNDB-2010-000059
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EPSON 製プリンタドライバのインストーラがアクセス権を変更する脆弱性
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EPSON 製のプリンタドライバのインストーラには、特定のフォルダへのアクセス権を変更してしまう脆弱性が存在します。
EPSON 製のプリンタドライバをインストールすると、プログラムファイル等を格納するフォルダ(C:\Program Files) のアクセス権を変更してしまいます。その結果、本来アクセス権のないユーザがそのフォルダ以下へアクセス可能になってしまいます。
開発者によると、2010年5月発売当初から2010年11月25日までに出荷された製品に同梱されたプリンタドライバおよび上記期間に開発者サイトよりダウンロードしたプリンタドライバが本脆弱性の影響を受けます。
また、Windows Vista 以降の OS では本脆弱性の影響を受けません。
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CVSS v2 による深刻度 基本値: 2.1 (注意) [IPA値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): 部分的
- 可用性への影響(A): なし
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セイコーエプソン株式会社
- LP-S7100 用のドライバ Ver4.1.7 (32-bit 版および 64-bit 版) より前のバージョン
- LP-S9000 用のドライバ Ver4.1.11 (32-bit 版および 64-bit 版) より前のバージョン
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本来アクセス権限のないユーザによって、任意のファイルやフォルダを作成・編集・削除される可能性があります。
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[アップデートし、設定変更を行う]
開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートし、設定の変更を行ってください。
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セイコーエプソン株式会社
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- 設計上の問題(CWE-DesignError) [IPA評価]
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- CVE-2010-3920
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- JVN : JVN#62736872
- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3920
- Secunia Advisory : SA42540
- OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 69678
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