【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2010-000018

Interstage Application Server におけるリクエスト処理に関する脆弱性

概要

富士通が提供する Interstage Application Server に含まれる Servlet サービスには、特定のリクエストが適切に処理されない脆弱性が存在します。

富士通が提供する Interstage Application Server に含まれる Servlet サービスには、負荷分散装置からの振り分け設定に関連して、特定のリクエストが適切に処理されない脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


富士通
  • Interstage Application Framework Suite
  • Interstage Application Server
  • Interstage Business Application Manager
  • Interstage List Manager

想定される影響

不正なリクエスト処理が実行されたり、他のユーザの情報を参照されたりする可能性があります。
開発者によると、具体的な現象はウェブアプリケーションの実装により異なるとのことです。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとにアップデートしてください。

[ワークアラウンドを実施する]
アップデートまでの回避策として、以下のワークアラウンドを実施することで本問題の影響を軽減することができます。

・負荷分散装置からの振り分け開始時刻をサーバ毎に 5分以上ずらす
ベンダ情報

富士通
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-1942
参考情報

  1. JVN : JVN#90248889
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-1942
  3. Secunia Advisory : SA39803
  4. SecurityFocus : 40189
  5. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-1165
  6. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 64703
更新履歴

  • [2010年05月17日]
      掲載