【活用ガイド】

JVNDB-2009-001051

Rockwell Automation ControlLogix 1756-ENBT/A EtherNet/IP Bridge にクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Rockwell Automation ControlLogix 1756-ENBT/A EtherNet/IP Bridge のウェブインターフェース管理画面にはクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

Rockwell Logix Automation ControlLogix 1756-ENBT/A EtherNet/IP Bridge は、ログファイルやステータス情報を表示する際にウェブインタフェースを使用します。このウェブインタフェースには、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Rockwell Automation
  • Rockwell Logix Automation ControlLogix 1756-ENBT/A EtherNet/IP Bridge

想定される影響

ユーザのブラウザ上で任意のスクリプトが実行される可能性があります。結果として、データの偽造やユーザが意図しないサイトへ誘導されるなどの可能性があります。
対策

2009年2月10日現在対策方法はありません。なお、以下の回避策によって影響を軽減することができる可能性があります。

[リモートアクセスを許可しない]
オペレータ向けのコンピュータをインターネットに接続させないことで攻撃を軽減することができます。安全なネットワーク構成に関する情報に関しては Rockwell 社の Reference Architectures for Manufacturing を確認してください。
ベンダ情報

Rockwell Automation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0472
参考情報

  1. JVN : JVNVU#882619
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0472
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#882619
  4. Secunia Advisory : SA33783
  5. SecurityFocus : 33638
  6. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-0347
更新履歴

  • [2009年03月05日]
      掲載