【活用ガイド】

JVNDB-2009-001027

Microsoft Windows における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Microsoft Windows には、Autorun および NoDriveTypeAutoRun においてレジストリ値が適切に反映されないため任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows 2000
  • Microsoft Windows Server 2003
  • Microsoft Windows Server 2003 (itanium) 
  • Microsoft Windows Server 2003 (x64) 
  • Microsoft Windows Server 2008 (x86) 
  • Microsoft Windows Server 2008 (itanium) 
  • Microsoft Windows Server 2008 (x64) 
  • Microsoft Windows Vista
  • Microsoft Windows Vista (x64) 
  • Microsoft Windows XP sp3 
  • Microsoft Windows XP (x64) 

想定される影響

CD-ROM、DVD メディアの挿入や、USB デバイス、Firewire の接続、また、ネットワークドライブのマッピング、「マイコンピュータ」でのリムーバルストレージのクリックおよび AutoPlay ダイアログのクリックにより、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ : KB953252
富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA09-020A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 環境設定(CWE-16) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0243
参考情報

  1. JVN : JVNTA09-020A
  2. JVN Status Tracking Notes : JVNTR-2009-03
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0243
  4. US-CERT Vulnerability Note : VU#889747
  5. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA09-020A
  6. SecurityTracker : 1021629
  7. The SANS Institute Diary : 5695
更新履歴

  • [2009年02月25日]
      掲載