【活用ガイド】

JVNDB-2008-001927

libspf2 の DNS TXT レコード解析処理におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

libspf2 には、DNS TXT レコードの解析処理においてバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。

libspf2 は、Sender Policy Framework の実装です。
libspf2 には、DNS TXT レコードの解析処理にバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
本脆弱性は、VU#814627 "Sendmail vulnerable to buffer overflow when DNS map is specified using TXT records" に類似した問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


libspf2.org
  • libspf2 1.2.8 より前のバージョン

想定される影響

遠隔の第三者によって、libspf2 を使用しているシステム上で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
libspf2 version 1.2.8 へアップデートしてください。
ベンダ情報

libspf2.org
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-2469
参考情報

  1. JVN : JVNVU#183657
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-2469
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#183657
  4. US-CERT Vulnerability Note : VU#814627
  5. SecurityFocus : 31881
  6. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2008-2896
更新履歴

  • [2008年12月05日]
      掲載