【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2024-000025

RevoWorks 製品における保護メカニズムの不具合の脆弱性

概要

ジェイズ・コミュニケーション株式会社が提供する RevoWorks SCVX および RevoWorks Browser は、クライアント端末のローカル環境から分離した環境上でブラウザを実行する機能を提供します。
当該製品では分離環境とローカル環境間のファイル交換は原則不可とされていますが、オプション機能である VirusChecker または ThreatChecker を使用し、ポリシー設定を変更することによって、VirusChecker または ThreatChecker でウィルスチェックしたファイルをローカル環境にダウンロードすることを許可できます。

しかし、当該製品には、マルウェアを含むデータを特定のファイル形式 (eml、dmg、vhd、iso、msi) で分離環境に保存した場合、VirusChecker および ThreatChecker でマルウェアを検出できない脆弱性 (CWE-693) が存在します。

この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 2.7 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


ジェイズ・コミュニケーション株式会社
  • RevoWorks Browser 2.2.95 より前のバージョン
  • RevoWorks SCVX scvimage4.10.21_1013 より前のバージョン

ただし、当該製品において VirusChecker オプションまたは ThreatChecker オプションを利用している場合においてのみ、本脆弱性の影響を受けます。
想定される影響

マルウェアを含むデータを特定のファイル形式で保存した場合、マルウェアが分離環境外に持ち出される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートしてください。
本脆弱性を修正した次のバージョンがリリースされています。
  • RevoWorks SCVX scvimage4.10.21_1013
  • RevoWorks Browser 2.2.95

[ワークアラウンドを実施する]
次のワークアラウンドを実施することで、本脆弱性の影響を回避することが可能です。
  • VirusChecker オプションおよび ThreatChecker オプションを利用しない
ベンダ情報

ジェイズ・コミュニケーション株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2024-25091
参考情報

  1. JVN : JVN#35928117
更新履歴

  • [2024年02月29日]
      掲載