【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2023-001402

ジェイテクトエレクトロニクス製 Screen Creator Advance 2 におけるメモリバッファエラーの脆弱性

概要

株式会社ジェイテクトエレクトロニクスが提供する Screen Creator Advance 2 には、プロジェクトファイルを処理する際にデータサイズを適切にチェックしていないことに起因するメモリバッファエラーの脆弱性(CWE-119)が存在します。

この脆弱性情報は、下記の方が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: Michael Heinzl 氏
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


株式会社ジェイテクトエレクトロニクス
  • Screen Creator Advance 2 Ver.0.1.1.4 Build01Aおよびそれ以前

想定される影響

細工された Screen Creator Advance 2 のプロジェクトファイルをユーザが開くことで、情報が漏えいしたり、任意のコードが実行されたりする可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、Screen Creator Advance 2 をアップデートしてください。
開発者は、次のバージョンにおいて本脆弱性の対策を行っています。

 * Screen Creator Advance 2 Ver.0.1.1.4 Build01Bおよびそれ以降

アップデートは開発者が提供する次のダウンロードサイトから入手できます。

 * HMIの資料を探す - ダウンロード|株式会社ジェイテクトエレクトロニクス(旧 光洋電子工業)
 * HMI - Download|JTEKT ELECTRONICS CORPORATION
ベンダ情報

株式会社ジェイテクトエレクトロニクス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2023-25755
参考情報

  1. JVN : JVNVU#99710864
更新履歴

  • [2023年04月03日]
      掲載