【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2022-002346

コンテック製 FLEXLAN FX3000 および FX2000 シリーズにおける脆弱性

概要

株式会社コンテックが提供する FLEXLAN FX3000 および FX2000 シリーズには、次の脆弱性が存在します。

 * 非公開の機能 (CWE-912) - CVE-2022-36158
 * ハードコードされた認証情報の使用 (CWE-798) - CVE-2022-36159

この脆弱性情報は、下記の方が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: Necrum Security Labs Thomas J. Knudsen 氏、Samy Younsi 氏
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.0 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
※上記は、CVE-2022-36158 の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値:8.8 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
※上記は、CVE-2022-36159 の評価になります。
影響を受けるシステム


株式会社コンテック
  • FLEXLAN FX2000 ファームウェア ver.1.39.00 より前のバージョン
  • FLEXLAN FX3000 ファームウェア ver.1.16.00 より前のバージョン

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。

* 第三者によって、当該製品の管理者権限で任意のOSコマンドを実行される - CVE-2022-36158
* 第三者によって、当該製品に管理者権限でアクセスされる - CVE-2022-36159
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版にアップデートしてください。
開発者は、本脆弱性を修正した次のファームウェアをリリースしています。

 * FLEXLAN FX3000シリーズ
  * ファームウェアバージョン ver.1.16.00
 * FLEXLAN FX2000シリーズ
  * ファームウェアバージョン ver.1.39.00
ベンダ情報

株式会社コンテック
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 非公開の機能(CWE-912) [その他]
  2. ハードコードされた認証情報の使用(CWE-798) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2022-36158
  2. CVE-2022-36159
参考情報

  1. JVN : JVNVU#98305100
更新履歴

  • [2022年09月02日]
      掲載