【活用ガイド】

JVNDB-2017-011600

Linux Kernel における境界外書き込みに関する脆弱性

概要

Linux Kernel には、境界外書き込みに関する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Debian
  • Debian GNU/Linux 9.0
Linux
  • Linux Kernel 4.14.8 未満
openSUSE project
  • openSUSE Leap 42.2
  • openSUSE Leap 42.3
SUSE
  • SUSE Linux Enterprise Desktop 12-SP2
  • SUSE Linux Enterprise Desktop 12-SP3
  • SUSE Linux Enterprise Server 11-SP4
  • SUSE Linux Enterprise Server 11-EXTRA
  • SUSE Linux Enterprise Server 12-SP3
  • SUSE Linux Enterprise Server 12-SP2
  • SUSE Linux Enterprise Server for Raspberry Pi 12-SP2

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

情報を取得される、情報を改ざんされる、およびサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian Linux openSUSE project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 境界外書き込み(CWE-787) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-17806
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-17806
更新履歴

  • [2018年01月22日]
      掲載