【活用ガイド】

JVNDB-2017-005318

複数の Cisco ASR シリーズデバイスおよび Cisco Virtualized Packet Core ソフトウェア用 Cisco StarOS オペレーティングシステムの CLI コマンド構文解析コードにおける影響を受けるシステムの StarOS CLI から分離される脆弱性

概要

Cisco ASR 5000、5500、および 5700 シリーズデバイスおよび Cisco Virtualized Packet Core (VPC) ソフトウェア用 Cisco StarOS オペレーティングシステムの CLI コマンド構文解析コードには、影響を受けるシステムの StarOS CLI から分離され、Linux root ユーザとして任意のシェルコマンドを実行される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCvc69329 および CSCvc72930 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.2 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 高
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco StarOS

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

認証されたローカルの攻撃者により、影響を受けるシステムの StarOS CLI から分離され、Linux root ユーザとして任意のシェルコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-6707
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-6707
更新履歴

  • [2017年07月26日]
      掲載