【活用ガイド】

JVNDB-2017-005209

glibc におけるバッファエラーの脆弱性

概要

glibc には、バッファエラーの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


GNU Project
  • GNU C Library 2.25 およびそれ以前
OpenStack
  • Openstack Cloud Magnum Orchestration
openSUSE project
  • openSUSE Leap
SUSE
  • SUSE OpenStack Cloud
  • SUSE Linux Enterprise Desktop
  • SUSE Linux Enterprise for SAP
  • SUSE Linux Enterprise Point of Sale
  • SUSE Linux Enterprise Server
  • SUSE Linux Enterprise Server for Raspberry Pi
  • SUSE Linux Enterprise Software Development Kit
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux
  • Red Hat Enterprise Linux AUS
  • Red Hat Enterprise Linux EUS
  • Red Hat Enterprise Linux Long Life
  • Red Hat Enterprise Linux Server
  • Red Hat Enterprise Linux Server EUS
  • Red Hat Enterprise Linux Server TUS

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

情報を取得される、情報を改ざんされる、およびサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

SUSE レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-1000366
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-1000366
更新履歴

  • [2017年07月21日]
      掲載